心因性めまいの原因
医療機関を受診し検査を受けても、明確なめまいの原因が分からないときに、「心因性」という言葉が使われることがあります。 簡単に言うと、「体の問題ではなく心の問題」ということです。 これは何も、心が弱いことを意味しているわけではありません。 大きな精神的ストレスがあれば、誰にでも心因性めまいは起こりえるものです。 そのため、めまいがあり病院を受診して、 「特に異常は見られませんね」...
View Articleショックな出来事が原因
▼ショックな出来事が原因でめまいが起こる ショックな出来事などに直面すると、人によっては急激な血圧低下を起こすことがあります。 そのため、脳に血液が届きにくくなります。 脳は、血液が運ぶ酸素と糖をエネルギーにして動いていますので、血液が脳に行きにくくなると、脳の機能が低下してしまうのです。 その結果、気持ち悪くなったり、目の前が真っ暗になったりしてめまいが起きてしまうのです。...
View Article血圧低下・不整脈などの循環器系の障害が原因
▼血圧低下や不整脈など循環器の問題で眼前暗黒感になる 眼前暗黒感は、心臓の問題により、心臓から送り出される血液の量が減ってしまい、血圧が低下することでも起こります。 血圧が低下すると、脳まで血液が十分に送られなくなってしまいます。 脳は、血液が運んでくる酸素と糖がないと働けないので、この状態が数秒続くと、目の前が真っ暗になり失神するように倒れてしまうことがあります。...
View Article体位の変動が原因
▼体位の変動でめまいが起こる 「体位変動(たいいへんどう)」というと分かりにくいと思いますが、「立ちくらみ」というと分かりやすいと思います。 「起立性低血圧」や「起立性調節障害」ともいいますが、座った状態からいきなり立つと、頭の位置が上にあがるため、より血液を上に持ち上げないと脳まで届きません。...
View Article出血が原因
▼出血が原因で眼前暗黒感になる 脳は、血液が運んでくる酸素と糖をエネルギーにして働いています。 出血すれば、その分だけ血液量が減るため、脳に運ばれる血液量も減ります。 そのため、脳が虚血状態(きょけつじょうたい)になり、目の前が真っ暗になる眼前暗黒感になります。 目の前が真っ暗になる前に、見ている画像がゆがんだり網戸越しに見ているように見えたりと、視覚がおかしくなることも多いです。...
View Article薬の副作用が原因
▼薬の副作用が原因で眼前暗黒感になる 薬の副作用で血圧が低下してしまい、その結果、脳が虚血状態になり眼前暗黒感(がんぜんあんこくかん)になることもあります。 その多くの原因は降圧剤です。 高血圧の病気があって降圧剤を飲んでいる方の血圧が、徐々に正常値に戻ってきたとします。 その状態で降圧剤を服用し続けていると、血圧が必要以上に下がってしまう恐れがあります。...
View Article回転性めまいの詳細
「回転性めまい」の原因になる場所は、主に三半規管(さんはんきかん)です(脳の場合もあります)。 三半規管は、耳の中の内耳というところにあり、平衡感覚を感じる器官です。 この中はリンパ液で満たされていて、体が動くと、このリンパ液も一緒に動きます。 このリンパ液の動きを三半規管が感じることで、体がどの方向に動いたのかを知ることができます。...
View Article動揺性めまいの詳細
「動揺性めまい」の原因になる場所は、主に脳幹や小脳というところです。 脳幹は、脳の一番下にあり、平衡感覚や姿勢をコントロールするところでもあります。 小脳は、脳幹の後ろにあり、橋(きょう)という場所で脳幹と繋がっています。脳幹と同じように平衡感覚などをコントロールしています。...
View Article眼前暗黒感の詳細
眼前暗黒感とは、目の前が真っ暗になり意識を失いそうになる「めまい」であり、原因になる場所は脳全体です。 脳全体が、虚血状態(きょけつじょうたい:血液が行きにくくなっている状態)になることで起こります。 そのため、正式には「めまい」ではありませんが、めまいと思っている方も多いので、このサイトでは眼前暗黒感も「めまい」に分類しています。 眼前暗黒感で、一番分かりやすいのは立ちくらみです。...
View Article内耳炎・前庭神経炎のめまいの対策
内耳炎・前庭神経炎の原因と症状でお伝えしましたが、内耳炎や前庭神経炎は、免疫機能が落ちてウイルスなどに負けてしまうことで起こります。 そのため、対策には免疫機能を上げる必要があります。 免疫機能が落ちる原因として一番有力なのは、自律神経の働きが乱れた自律神経失調症という状態です。 自律神経失調症になると、なぜ免疫機能が落ちるのでしょうか。...
View Article悪性発作性頭位めまい症(MPPV)の対策
脳卒中や脳腫瘍など、めまいを起こしている病気への対策が第一の対策になります。 これらは担当医とご相談いただくのが一番良いので、こちらでお話しすることは控えさせていただきます。 専門外ですのでお話しできません。ごめんなさい。
View Articleメニエール病の対策
耳鼻科などの病院では、メニエール病の原因は、ヘルペスウイルスの感染だと言われることが多いです。 そのため、ウイルスに感染しないように気をつけなければならないと思いがちです。 しかし、ヘルペスウイルスは感染を防ぎようがないウイルスです。30代で約半数、60代でほぼ全員が感染しているウイルスです。...
View Article中枢性めまいの対策
中枢性とは、脳と脊髄(中枢神経)のことを指します。 そのため、命の危険が伴う病気によってめまいが起きていることもありますので、必ず病院で検査を受けて下さい。 ここでは、病院で検査をしても「異常がない」と診断された方を対象にお伝えさせていただきます。...
View Article全身性めまいの対策
全身性のめまいの原因は下記になります。 自律神経失調症 貧血 低血糖 発熱 まずは、1.自律神経失調症によるめまいの対策をお伝えしていきます。 ▼ 自律神経失調症による、めまいの対策 自律神経失調症とは、自律神経の働きが乱れていることをいいます。 自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があり、交感神経が過剰に働き、副交感神経が働かないのが乱れている状態です。...
View Article貧血によるめまいの対策
血液検査で貧血は分からない 貧血というと「鉄分不足」が頭に浮かびますよね。そのため、病院で血液検査をして貧血になっているかを調べます。 しかし、病院の血液検査で「貧血ではない」と言われた方でも、実は貧血の可能性があります。 なぜなら、血液中の鉄分の量は、体全体の鉄分の量の1%しかないからです。 たった1%で他の99%の状態を知ることはできません。...
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